2010年3月3日・国際Aマッチ
フランス vs スペイン
W杯へ確実に進んでいるスペインと迷走フランス。
フランスで行なわれたフランス vs スペイン。
この日のフランスは、左にアンリ・右にリベリー・中央にアネルカで臨んだが、
アンリが全く機能せず、攻撃は右サイドのリベリーの突破に頼り
ゴールチャンスすらほとんどつくることが出来なかった。
また、試合の途中にスタジアムから監督の解任を求める声も上がり、
交代の際にはブーイングとフランス代表の混乱ぶりがハッキリを分かった。
フランス代表の唯一の光は、途中から出場したFWシセとMFマルダのゴールへの積極性。
このふたりが入ってから何度かチャンスが生まれ、マルダのポストに当たる惜しい
ヘディングシュートがあった。
スペイン代表は、ほぼユーロ優勝メンバーで構成。
この日は新戦力を数人試してチームの完成度を高めている感じ。
スペインの強さは遅攻速攻どちらでもゴールチャンスをつくることの出来る事
試合開始早々は、フランスの素早いプレスに少しスペインらしさ(ボール回し)を出せずにいたが
冷静に(安全に)ボールをまわしておいて、隙を見てチャンスを狙う抜け目のなさは流石のひと言。
後半は余裕の試合運びでフランスの攻撃をかわして快勝。
ダメ押し点こそ獲れなかったが、相手にスペインの強さを見せつけることに成功しただろう。
この試合でW杯への自信を深めたスペイン。一方、どん底に落とされたフランス。
監督解任もありそうだが、実力のある国なのでどう立ち直ってくるのか楽しみでもある。
Top Pageへ戻る ↑ top ↑ |